早稲田大学実践起業インターンREAL

早稲田大学とビジネスバンクグループが共同で実施する「実践起業インターンプログラム」です。

ブログリレー第8回 大学生としての起業とは

 今回のResearchable事業部の3回目は前回の足立に引き続いて近藤が担当させていただきます。

 

 今回は自分が大学院に進学する予定であるということもあり、大学生として起業に挑戦してみて良かったなと思った事、大学生活のうちで起業を経験することのメリットについて中心に書いていきたいと思います。

 

 

 一つ目は大学でのつながりを利用できることがメリットだなと感じました。商品一つ売るにしても、大学であればたくさんの人、たくさんの属性の方がいらっしゃいます。まずやってみること、動いてみることをするには最適な環境であると思います。

 

 僕らが対象としていた研究者、学生、事務仕事をされている方、企業の方、など多くの人に、コンタクトを取り、営業活動や商品に対するフィードバックをしていただくことができます。また、学生であるという身分を活用すれば、他大学や一般の企業の方々にもインタビューを比較的簡単に行えるというのは非常にやりやすい部分ではあるなと思いました。

 

 実際、バイオベンチャーの方に話を伺う際や他大学の研究室に商品を提案するに非常に役に立ったなと感じたところでしたし、もっと早くからこれらの環境をうまく利用できたら成功できただろうなと思いました。

 

 

 もう一つは大学での研究や学び以外に起業という両輪をもつことが僕の場合はどちらにもいい影響を及ぼし、相乗効果を生んでいたなと思いました。

 

 大学生である以上、単位を取るために授業に出たり、自分であればゼミに参加し研究するための時間があったりします。その限られた時間の中で起業に時間を使うのは決して楽なことではないかもしれません。

 しかし一方で普段自分が大学で学んでいる経営学に関しての知識をより実践的な場所で学び、活用できるいい機会になったなと感じました。

 

 自分はよく身の回りの方から起業と論文の書き方、仮説検証のやり方は同じだよと言われるのですがそれを改めて実感いたしました。

 

 以上が僕がREALを1年間やってきて思ったことです。僕みたいに普段机に向かって勉強している人にこそ是非大学生のうちに企業を経験して欲しいなと思います。

 

もしご質問等ありましたら、ご連絡いただければ幸いです。

 

Writer:近藤祐大

商学部4年 経営学のゼミに所属している。