早稲田大学実践起業インターンREAL

早稲田大学とビジネスバンクグループが共同で実施する「実践起業インターンプログラム」です。

ブログリレー第3回 「途中参加」の作法

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VLEAP.イベントにて

はじめに. 

ご閲覧いただきありがとうございます。引き続きVLEAP.から倉田がお届けいたします。

自分はREALプロジェクトに途中参加させていただいたので、チームの一員になるということの難しさと楽しさを2点ほど語ってみようと思います。

人員追加はVLEAP.に限らずチームには常に付きまとう話題であり、皆様にとって少しでも意味のある内容になっていれば幸いです。

モチベーションのギャップ.

最初に僕が直面した課題がモチベーションについてでした。

VLEAP.はVRに着目したチームであり、当然のように既存メンバーはVRオタクです。そんな中に、VRを大して知らない人間が途中参加したといえば、その困惑っぷりは想像していただけるかと思います。VR市場の成長に懐疑的でVR経験も無かった僕は、会議に全員がVRバイスを持ち込んでいる光景にギョッとしていました。

事業に関しても、半年以上苦楽を共にしてきた既存メンバーたちと同じテンションで取り組むことへの心労がありました。正直なところ、当初はあまりREALプロジェクトに集中できていなかったかもしれません。

暗い話になってしまいましたが、だれしも同様の経験があることでしょう。

今では.

VLEAP.の一員として真剣に事業を軌道に乗せることを目指しています。

VRの魅力を知ったことも大きい変化の原因ではありますが、一番の理由はメンバーのことが大好きになったからです。突飛な結論から述べてしまいましたが、結局チームに馴染むにはメンバーたちの信条に共鳴する必要があると心から思いました。

決して楽なチーム状況ではありませんでしたが、メンバーと青臭い話をしたり目標を共有しながら日々の課題に取り組むうちに、モチベーションにギャップを感じるどころかメンバーの夢を実現させてあげたいという気持ちを持つようになっていました。

自分の存在意義

もう一つの課題かつ、今でも考えてしまうのがこちらです。果たしてチームに貢献できているのかというトピックです。

小さいチームであれば最初から強い裁量権を持ち様々なことに挑戦できますが、反面、自分ができることの少なさに歯がゆさを感じてしまうかと思います。

自分も例にもれず事業に関する知識や状況に疎いがゆえに試みが空回りするばかりでした。他のメンバーが忙しく動く様子を見ながら足を引っ張っているだけなのではないかと悩めど、余裕のないチーム運営では愚痴も憚られました。

この問題については組織の既存メンバーのほうが悩んでいる方が多いかもしれません。過去には自分もある組織で、新入りをサポートする余力が捻出できず、悩む新入りが次第にやさぐれる様子を眺めたことがあります。

今では.

自身の役割を理解し、至らないながらも毎日チームに貢献している実感を得ています。

契機はチームのタスク管理が整理されたことでした。便利なチーム管理サービスを導入するとともに進捗管理が刷新されたことにより、自分の働きぶりが目に見える形で残るだけではなく周囲に助けを求める精神的障害が減ったのです。

加えて自分自身のできることを増やすための努力が実を結びだしたことも救いになりました。イベント運営やWebサイト運営等の広報活動をこなせるようになりつつあることでチームに気後れしなくなりました。

最後に.

一風変わって「途中参加」という話題について触れてみましたがいかがだったでしょうか。

新規メンバーには

  • 一歩踏み込んで周囲と打ち解ける努力
  • 存在意義を増やす努力

をおすすめして本記事のまとめとさせていただきます。

引き続きVLEAPメンバーのブログリレーをお楽しみください!!

 

 

Writer:倉田一生

早稲田大学商学部4年生

組織行動論 村瀬ゼミ所属 専攻はトレンド分析

VLEAP.にて営業とイベント運営、広報を担当している。